瞑想法 その⑧ トラタク瞑想(トラタカ)とは
トラタク(トラタカ)瞑想とは
~トラタク(トラタカ)瞑想とは~
- 初心者向けの瞑想方法
- 炎を見つめる瞑想方法で知られる
- 一点に集中する瞑想方法
- ヨガの伝統的な瞑想方法
トラタク瞑想は、サンスクリット語・トラタカ(Trataka)という言葉から来ており、その意味は、「凝視する」という意味です。
定められた一点を、まばたきせずに凝視しつづける瞑想方法が、トラタク瞑想です。
小さな物体、黒い点、蝋燭の炎など、単一の点を見つめます。
トラタク瞑想は、「第三の目」にエネルギーをもたらし、さまざまな精神能力を促進すると言われています。
トラタク瞑想 見つめる物体の例
トラタク瞑想は、蝋燭の炎を見つめるものの他に、ヤントラ(ヤントラ瞑想を参照)、オーム(om)のシンボル、神や教祖の像、黒い点、鏡などがあります。
トラタク瞑想ー蝋燭の炎を見つめる やり方
1.一メートル以上離れていて、目の高さに水平になる場所に、蝋燭を用意し、火をつける。
2.リラックスしつつ、背中を通る背骨、脊椎を伸ばすよう直立させます。
※途中はうとうとせずに、意識や集中を保ちながら行います。
3.呼吸を整えながら、蝋燭の炎に視線を集中させます。
4.目から涙が出たら、目を閉じ、瞼の裏でそれまで見ていた残像に集中させます。
5.それ以外の時はまた炎をじっとみつめながら、30~40分ほど行います。