瞑想法 その③ osho瞑想
osho瞑想は、ダイナミック瞑想・クンダリーニ瞑想を主とする瞑想
~osho瞑想とは~
- インドの宗教家・oshoによって広められる
- ダイナミック瞑想・クンダリーニ瞑想を基本とする瞑想
- 生の源泉を探究すること、真理の探究について説いている
- ダンスや体を動かすエクササイズ等、アクティブさが掛け合わされた瞑想
- 宗教家によって広められたが、様々な瞑想法も取り入れている
この瞑想は、「観照」による瞑想です。
ダイナミック瞑想・クンダリーニ瞑想を主としていますが、
Osho瞑想では様々な種類の瞑想方法を取り入れています。
Oshoとは、バグワン・シュリ・ラジニーシ。インドの宗教家です。
日本では、東京都の西荻窪にOSHOサクシン瞑想センターがあり、
朝、夕方、夜の瞑想を行っています。
ダイナミック瞑想 午前7時~8時
クンダリーニ瞑想 午後5時半~6時半
夜の日替わり瞑想 午後7時~8時
1988年にoshoから直接センターの名前を授かったそうです。
毎月センターでは山梨にある「OSHOプレム・コミューン」で
2泊3日の瞑想合宿キャンプを行なっています。
サクシンに込められている意味
サクシンとは、「観照」という意味です。
瞑想の基本で本質であるものは「観照」だとoshoは説いています。
あなたの内なる本性は、内なる大空にほかならない
雲は来ては去り、惑星は生まれては死に
星々は現われては消え去る
しかし あなたの内なる大空は同じまま
触れられず くもることなく 傷つくこともない
われらは その内なる空を <観照者―サクシン>と呼ぶ
それが 瞑想のゴールだ
OSHOとは
バグワン・シュリ・ラジニーシ
1931年12月11日生まれ
1990年1月19日没
インドの宗教家、神秘思想家、覚者。
「真理の探究」が第一の優先事項であり、「人は自らの生の源泉を探究することに関心を寄せねばならない」とした。
osho(バグワン・シュリ・ラジニーシ)は、1931年インドに生まれ、
21歳の時に光明により、人間意識の究極の開花を得ました。
ジャバルプール大学で哲学教授を務めた経験があります。
インド国内だけでなく、世界を旅し講話を行ないました。
1974年にインド・プネーにコミューンを設立します。
世界中のの瞑想法、最新のサイコセラピーを駆使し、人々の意識の覚醒に努めました。
彼の講話を聴いていた人たちによって、650冊以上の記録がとられました。
彼の講話は、世界40カ国語以上で翻訳・出版され、今なお愛されています。
osho瞑想による瞑想 ダイナミック瞑想のやり方
osho瞑想の最もベーシックなものがこのダイナミック瞑想です。
osho瞑想のダイナミック瞑想は次の5つのSTEPによりなされ、早朝の空腹時にすると最もよいとされています。
- STEP1<10分間>
- 鼻呼吸のみで、速い呼吸をします。深く・速く・力強く、リズムをつけずに呼吸をします。この呼吸による自然な身体の動きを助けにしながら、自分にできる限界、極限までとりくみます。この行為により、古い習慣をこわし、抑圧された感情を解放するための準備を整えます。
- STEP2<10分間>
- 狂ったように、笑ったり、叫んだり、泣いたり、飛び上がったり、震えてみます。あらゆることが考えに浮かんできても、それをすべて表現しきります。この行為によって、抑圧されてきたもの、条件づけられてきたもの、これらすべてのものを投げ出していきます。
- STEP3<10分間>
- 両手を上げ、「フゥッ! フゥッ! フゥッ!」というマントラを大きな声で吐き出しながらジャンプ。マントラの音と一緒に息をすべて出し尽くすように吐き出します。
すべてのことをこの行為に集中させます。この行為は、”セックス・センター”へと深く向かいます。そしてセックス・センターが内側から打たれるとき、エネルギーが上へ流れだし、すべての細胞がより活発に、意識的になります。
無意識というものがなくなります。
- 両手を上げ、「フゥッ! フゥッ! フゥッ!」というマントラを大きな声で吐き出しながらジャンプ。マントラの音と一緒に息をすべて出し尽くすように吐き出します。
- STEP4<15分間>
- 停止します。必ずその時自分がとっていた姿勢で静止します。動かず、何もせずに。
この静止により、中心、センターへと投げ込まれます。
このとき、自分自身の肉体と精神を観る者・観照者となります。
- 停止します。必ずその時自分がとっていた姿勢で静止します。動かず、何もせずに。
- STEP5<15分間>
- 音楽とダンスによって、すべてのものへの感謝をしながら、喜び・祝福します。
この活力を、一日中持ち続けましょう。
- 音楽とダンスによって、すべてのものへの感謝をしながら、喜び・祝福します。
最初の3つのステップは、滞っているエネルギーが、全くないほど極限まで行なわれなければいけません。
思考したり、幻想を抱いたりするためのエネルギーをなくすためです。
湧き起こってくるエネルギーをすべて使い尽くしたあと、突然内側にいる自分に気づくことができます。
osho瞑想による瞑想 クンダリーニ瞑想のやり方
osho瞑想に取り組む人たちの中でもうひとつの有名で強力な瞑想方法が、クンダリーニ瞑想です。
ふつうは夕方あたり、日没時に行なわれます。
- STEP1<15分間>
- まずは、体をリラックス。エネルギーを感じながら、手足から全身までだんだんと身体を震わせます。震えそのものになってください。目は閉じていても、開いていてもどちらでもOK。
- STEP2<15分間>
- ダンスをします。踊りの中に、自由に自分の感じるまま入っていきます。
全身の体が望むまま、動かしていきます。
- ダンスをします。踊りの中に、自由に自分の感じるまま入っていきます。
- STEP3<15分間>
- 座るか、もしくは立っている状態で完全に静止します。
目を閉じ、ダイナミック瞑想のときと同じように観照します。
- 座るか、もしくは立っている状態で完全に静止します。
- STEP4<15分間>
- 目を閉じた状態のまま、横になり、静止します。ただ、内側を観察します。
目をとじたまま横になり、動かずにいます。そして、ただ内側を見守ります。
- 目を閉じた状態のまま、横になり、静止します。ただ、内側を観察します。
osho瞑想で行われる瞑想たち
osho瞑想ではダイナミック瞑想・クンダリーニ瞑想以外にも、多数の瞑想方法がとられています。
■アクティブ瞑想
ダイナミック瞑想
クンダリーニ瞑想
ナダブラーマ瞑想
デヴァヴァ二瞑想
マンダラ瞑想
ナタラジ瞑想
ワーリング瞑想
チャクラ・サウンド瞑想
チャクラ・ブリージング瞑想
ノー・ディメンション瞑想
グリシャンカール瞑想
■ノンアクティブ瞑想
ヴィパッサナー瞑想
坐禅
ゴールデンライト瞑想
マハムドラー瞑想
ハート瞑想
様々なCDも発売されているようです。
ダイナミック瞑想
3,147円
クンダリーニ瞑想
3,147円
ナーダプラーマ瞑想
3,147円